高等部理療科では、実技実習の一環として、理療技術の向上と習熟を図り、理療師としての能力と態度を養うことや、地域の方々への理療に関する理解啓発を目的に、企業や老人福祉センターを訪問し、社員や利用者の方々にあん摩マッサージ指圧施術を行っています。
今年度は高等部専攻科理療科2年の生徒2名が初めての校外臨床実習に臨みました。
6月22日(木)の北陸電力株式会社富山支店総務部健康推進室での実習では、ヘルスキーパー(企業内理療師)の役割について考えるよい機会となりました。
7月11日(火)の立山町元気交流ステーションでの実習では、校内実習とは異なる畳での施術を行い、事前に練習した膝関節周囲への施術を取り入れるなど、環境に応じた方法で取り組みました。
生徒は、慣れない環境に緊張していましたが、硬くなっていた筋肉が施術によって軟らかくなったり、「楽になりました」などの感想をいただいたりして、手ごたえを実感していました。
実習にご協力くださったみなさま、ありがとうございました。